サーキットキャラバン隊　テストサーキット訪問 In TAIWAN （岩本隊員、James隊員）　2005年 7月 1日
　
　今回、私達が訪問した会社は、台湾に本社ファクトリーを構えるラジコンカー用エンジンメーカーFORCEモデルです。
　台北国際空港からハイウェイで約２時間程の距離を走り、拠点とする台中市（島のほぼ真ん中）に到着しました。
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FORCE　MODEL社屋前
 　
代表：マイケル　ロー氏
 　 　
　 １９９１年にフォースモデル代表のMrマイケル　ローは１０人の社員で会社を設立し、ラジコンカー用２サイクル
　 エンジンの製造に着手しました。当時は殆どのプロセスを手作業に近い工程で仕上げる様子が記憶に残り、
　 いわゆる個体差の激しいブランドの印象がありました。その頃は他の製造メーカーも含めやはりアナログでの
　プロセスが中心でCNCマシーン等は程遠いものでした。
　
３D図面開発セクションチーム
 　
ハイテク機器
 　 　
　数年ぶりに再来社しインタビューを申し出ると、快く引き受けて頂き、社内を案内してもらいました。
　製造プロセスごとに各セクションが独立するファクトリー内は、総敷地面積２０００坪、現フォースモデルは建物面積
　1200坪の規模を誇り、社員数５０人、所有するCNC自動工作機械は２５台、計４０台の機械がフル稼動し、
　エンジンラインナップは１２から４６エンジンまでと幅広く、月生産最大数はなんと３万個に達する勢いです。
　 　　　
数種類のCNCマシニング機器を所有 　
　 　
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最終チェックはやはり人の手に委ねる 　
成形機から作られるキャブボディやクランクケース（その後にCNC工作機器で加工する）
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孫の代まで有りそうなコンロット（笑） 　 複雑な工程は撮影・・拒否でした。 　 組立てセクションチーム
　
　世界のキットメーカーへのOEM供給が主で４０％近いシェアーを獲得、日本国内を含め１５カ国以上へ輸出する規模
　 まで成長しました。撮影が許可されないハイテク機器やプロセスも数多く、又最終段階でアナログ的検査をパスし、
　 それを職人が組み上げ、社内での一環した工程が安定した製品供給を行えるのだと強く感じました。
　 敷地内には広大なテストコースもあり、日々サンプルテストを行うそうです。
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　 エアーを高圧縮しニードル位置を適正化
　
キャブレター組立てセクションチーム
サンプルテスト・クラフトルーム
テストサーキット（岩本隊員）
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　今後の目標はより高性能な競技用エンジンを開発、製造することで、世界的に大きな競技会でグローバルな展開、
　活動や活躍が目標です。既に海外の有能なドライバーとのジョイントでコンペッテブルなエンジン開発も進められ、
　私達も次期国内販売が可能なレベルに達すると実感しました。
　
　
　 　
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　 開発中エンジン：　モンスタートラック対応３２エンジン
　FORCE　MODEL　Brand　Japan　Distributer
　Active　Hobby　Products
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　文＆Photo　By　James　M,M.

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