2006' 11月 26日 アクティブ サーキットキャラバン 2006 In 福地模型サーキット

    レース リポート


2006年11月26日、鹿児島県の福地模型サーキットで初のアクティブ・サーキットキャラバンが開催されました。

 
 
去年オープンしたこの施設は2面の専用トラックがありGPモデル対応の大型サーキット、電動モデルやドリフトに
対応する専用サーキットが常設する。また隣接するプロショップはスペアー部品からキット等、なんでも揃う品揃えが
自慢でこれからスタートするユーザーからエキスパートまでフォローします。また女性客を考慮した水洗トイレや、
練習を終えた後のマシーン洗浄等、設備は充実しております。
 
 
 
この施設を運営するのは森田店長で、特にエンジンモデルや空物に強く毎月のレースイベントも開催しており、
お近くの方はぜひ参加して見てはいかがでしょうか?!
 
このアクティブ・サーキットキャラバンとはTeamアクティブドライバーが各地で開催されるレースイベントへ参戦し、
その地域のユーザーさんと交流を深める事が趣旨で、今回も多くの各選手とセッションを交わすことが出来ました。
特に本大会は地元九州を拠点にワールドワイドなレース活動をするTeamアクティブ岩本選手の走りが見れる絶好
のチャンスで多くのファンを魅了した。
本大会は事前エントリーで60名強のエントリーがあり、対象となる参加クラスは九州で最も人気のある
「GPツーリングカー」とエンジンモデルのトップカテゴリー1:8スケールリアルレーシング「レーシングマスターズ」の
2クラスで行われた。前日から世界ランカーのTeamアクティブ岩本選手、村上、緒方各選手もコースイン、
慣れないトラックを克服しトップタイムを記録する。
 
 
ここで新たなクラスとして認知されてきたリアルレーシング「レーシングマスターズ」について簡単に解説します。
九州全土で開催する私たちのアクティブツアーイベントで去年から本格的に始動した本カテゴリーは、エンジンオン
ロードモデルの最高峰1:8スケールレーシングシャーシがベースで、使用するエンジン、パイプ、タイヤ、ボディが
コントロールされイコールなコンデションの中、競技が行われるのだ。その結果、クラッチやマシーンのセッティング
スキル、操作テクニックが特に要求され、ほんの僅かなミスが勝敗を左右、最後まで僅差のバトルが行われる
最も ホットで楽しめるクラスに成長しました。
 

発見!NSXにスーパーテンのデカールがマッチするみたい(^^
 
このカテゴリーはGPツーリングが走行可能なトラックサイズで十分に対応可能で、特に大型サーキットは必要と
しないのが特徴です。最近は高いセッティングスキルを持つ40代以上のキャリア組が優勝する傾向にあり、また
スケール感の高いGTボディを使用し程よいスピードでバトルが出来るところにも人気があるようだ。本格的モーター
スポーツの登竜門として認知されてきた「レーシングマスターズ」の動向に今後も注目だ。
 
前夜から天候に恵まれずイベント当日の早朝からトラックはウエットな状態です・・・ 数回のトラック整備後、
スケジュールは大幅に変更されたが午後からレースがスタートした。しかしハーフウエット状態の走行下、各選手共
タイムは上がらず苦しい展開となる。次第に天候も回復する中予選は1回に絞られ、GPツーリングクラスは村上友弘
選手がTQを獲得、レーシングマスターズは石原選手がTQを飾る。
 
 
いまにも雨が振りだしそうな悪天候の中、路面コンデションはハーフウエット、刻々と条件が変化する状況下で、決勝
が行われ岩本選手がスタート直後からトップを独走、2番手に緒方選手、3番手に村上選手がそれを追う。
岩本選手は全車をラップし安定走行を重ねるが最終コーナー付近でマシーンの動きがとまった・・どうやら雨天対策が
十分なされてなかった様子だ。それをかわしてトップに緒方選手が浮上、万全の体勢で終始ラップを重ねた緒方選手が
見事GPツーリングクラスの優勝を手にした。
 
 
実車のGT500レースを見ているようなレースシーンが印象的なレーシングマスターズは各車テールツーノーズの
激戦を展開するが阿久根選手が優勝を手にした。
 
 
レース終了後、豪華商品の抽選会も行われ参加者全員が白熱したレースを楽しみ、イベントは終了した。
また本大会に参加して頂いた各選手及び、イベントをサポートして頂いた福地模型サーキットの森田店長に
お礼申し上げます。
 
 
 
2006年12月 4日
By:James
 
http://www.mylaps.com/results/showevent.jsp?id=181064   ←マイラップス