2006年から、全国のサーキットで開催を予定するJAPAN RACING MASTERS のファーストステージが、
3月5日、 栃木県のNASU36サーキットで開催されました。



レーシングマスターズクラスをここで簡単に説明致します。
このカテゴリーは、スピードを追求するのではなく、あくまでスケールレーシングがコンセプトで、
マシーンは各社の1:8レーシングシャーシを使用し、搭載可能なボディはスケールライクなGTクローズド
ボディ(オフィシャル指定)を採用、使用するパワーソース(動力)はマイルドな特性で扱いやすいマスターズ21
をオフィシャルに採用します。
排気系もマスターズ専用マフラーが用意され、パワー出力が厳しくコントロールされます。

使用するタイヤはレーシングマスターズクラスを充分に楽しめるよう、新たに専用タイプを開発しました。
この専用タイヤの製造工法(特許出願中)はタイヤの材料を無駄なく使用する事が可能で、大幅なコストダウンも実現。
開発ドライバーとのセッションを繰り返し、多くの時間を費やしましたが、従来のタイヤに限りなく近い特性だと確信します。
使用する場合はフロントタイヤ硬度をリヤタイヤに対し、1〜2硬度下げて使用すると前後バランスが良いです。
(例えば、フロント32度のリヤ35度) 今回の会場は、フロント32度、リヤ37度硬度のチョイスが大半でした。

また、まもなく発売されるマスターズ21エンジンは、新規ユーザー参入を考慮した上で、出力コントロールにより程よい
スピードを実現、優れたアイドリング特性、キャブレターセットの限界も分かりやすく、タフな仕様で完成しました。


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ねだや模型が所有するNASU36サーキット。昨年、全日本選手権 が開催されるなど関東地区屈指のGP専用サーキットです。


まだまだ残寒を感じる那須の気候でしたが、開幕戦にも関わらず、地元中心に他県からの参加もあり、前日から多くの選手
がフリー走行を行っておりました。関東地区では初めての開催でしたが、ノリ良く実車風カラーリングを施す選手も多く、
「大人が楽しむモータースポーツ」を大いにアピールする選手や、これまでの1:8レーシングとは大きく異なるスケール感
高い走行シーンなど、斬新なイメージを感じる選手も多かったのではないでしょうか。
 
 
 
 
イベントのコンセプトから選出する特別賞は、スケールライクなボディ:イメージを演出する選手に贈られる
「コンクールド・エレガンス賞」があり、ノミネートされた中から選ばれたのはカラフルなペイント、実車風ボディを装備した
福島県いわき市在住の斉藤菊男選手が選ばれました。
また、体調不良の中、前日にエンジンを壊したものの、修復し参戦した菅原昌彦選手は、努力賞を獲得しました。

 
 
スケールマインドな時間空間で3回の予選が行われ、お昼のランチタイムでは、ねだや模型提供の特性豚汁が参加者を
温かく熱くしてくれました笑(^^〜  あぁぁぁ〜おいしかった↑↑

 
 
 
 
 
 
ランチタイム後に各ファイナル決勝が行われ、関東初のレーシングマスターズイベントは表彰式のフィナーレを迎えました。
 
各クラス表彰式 (敬省略)
 
 
Aファイナル優勝 相馬正廣         準優勝 百武参秀
        3位 森田浩司         4位   清水勇
  Bファイナル優勝 青木浩  準優勝 菅原昌彦    3位 横溝誠
     
 
Cファイナル優勝 青山隆弘  準優勝 斉藤菊男  3位 酒井一昭   Dファイナル優勝 清水良樹 準優勝 森藤芳智  3位 大岩恥聡
     
 
 
 
 
次回のJapan Racing Mastersは 7月9日に、石川県のチャンピオン金沢さんで開催致します。
尚、金沢にはアクティブツアー九州でお馴染みのイベントチーム、「KMRC」の参加とアクティブ「Xブース」の出展が
決定しております。
今回参加されたフリークや、近県の方もぜひご参加ください。
また、今回のイベントを収録した記録DVDは近日、ねだや模型さんでご覧になれます。    チャンピオン金沢さんHP

By:James


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