私達Team:ACTIVEは2006年9月7日〜17日間で開催されるGPツーリングカーIFMAR2006ワールドチャンピオンシップ
 In オーストラリア・ブリスベンへ8月15日〜17日間トラックの視察もかねて練習へ行ってきました。


那覇国際空港から出発する岩本選手に私James M,M


約9時間かけてブリスベン国際空港へ8月15日のAM8:30に到着し現地代理店スタッフに迎えられトラックへ直行しました。
現地の季節は冬で、日中は24度辺りですが午前中や夜は10度を下回り、湿度は25%〜45%ぐらいで非常に気持ちよいです。


   
 

トラックへ到着すると既に数人の現地選手が走行しており、ピットへ挨拶に行くと見慣れた顔ぶれが・・・・私達と同じスケジュールで
Team KYOSHOの下選手の姿がありました。参加を予定する他の日本人選手もすでに練習に来たらしく、
多くの日本選手がファイナル入りするのを期待します。


           
     

正式トラック名称はEngland Park Raceway (イングランド・パーク・レースウェイ)で充実した設備にロケーションも非常に良く、
路面は細粒のアスファルト、大会当日はメガグリップになりそうな感じです。またバックストレートエンドや右のヘアピンにバンクが
付いておりトップスピードとエンジンパワーが有利になりそうです。中央の3連S字が曲者でここを攻略したものが良いタイムを
刻むと思います。先日のFEMCAチャンピオンシップ同様、海外のトラックはシャーシやエンジン、タイヤに過酷なスピードを要求
されるレイアウトが特徴です。トラックの平均ラップは18秒中ぐらいで公式レコードは17.9秒がベストのようです。


岩本選手はコースインしますが路面のグリップはさほど上がらず前後37度スタンダードでスタートです。使用するボディは
アテンザSP-RとアテンザSRで路面状況にあわせて使い分けを行う。リヤウイングはやはり3フィンタイプのヴァーティカルが
良い仕事をしてくれます。この3フィンリヤウイングとアテンザSP-Rは5月のFEMCAチャンピオンシップで要られたテスト結果を元に
改良されており、以降の製品は全てマイナーチェンジが既に済んでおります。アテンザSP-Rはコーナー最中の引っかかりが緩和され、
さらにコーナースピードが向上、長丁場に強くなり、3フィンリヤウイングは限界を超えた時のリヤスライドのコントロール性能が良くなり
トップスピードも上がりました。
今回は世界選手権に向けて開発した数種類の試作マフラーのテストも行いました。高速の伸びも良く、レスポンスを感じるフィーリング
結果は良好、さらに煮詰めてみます。また試作品でオフセットの異なるSPEEDのホイルもテストしております。
岩本選手は徐々にペースが上がり2日半を消化した結果、最速ラップは17秒4秒をマークし、安定したラップを重ねておりました。
使用したタイヤはSPEEDのフロント40HSPでリヤに37スタンダード、ボディは予選にアテンザSR、決勝はアテンザSP-Rが有力となりました。

           
         



十分な明るさでトラック全面をカバーするナイター設備もあり、環境は抜群です。




9月7日〜17日間、多くの日本人選手が健闘する様子を現地からレポート致します。ご期待ください。
また公式サイトも御座いますのでこちらもご覧ください。   http://www.200mmifmarworlds.com/

 
By:James M,M