車両レギュレーション ( GPオープン )
車両検査
1
 競技に参加する全ての車両はいかなる場合にも下記の数値に適合しなければならない。
2
 各選手はレースディレクターの指示に従い、
 いかなる場合においても車検をうけなければならない。
3
 レースディレクターはレース期間中、必要に応じて競技車両の車両検査を行う事ができる。
原動力
1
 使用可能な原動機(エンジン)は、液体燃料による内燃機構造で、2サイクル機能を持つ
 市販エンジンに限る。 燃焼室構造は自由とする。(ターボヘッド可)
2
 最大排気量は、2.1cc以下とする。
3
 3ポート以内 (排気ポートは含まない) とする。
車両
1
 市販の1/10GPツーリングカー(200mm幅)を使用すること。
2
 駆動軸は独立したサスペンションを装備しなければならない。
3
 全ての競技車両は出走時において、静止していることができなければならない。
車重及び車幅
1
 走行状態において、車体最低重量は1650g以上とする。
 ただし計測器を取り付けた状態で燃料を除いた重量。
2

 車幅は200mm以内とする。

バンパー
1
 車軸前部には、観衆や他の競技車両に接触した際に、
 その被害を最小限にするための効果を持つバンパーを装備していなければならない。
駆動システム
1
 前輪、後輪の駆動比率の変更を認める。 ただし、後輪はデファレンシャルであること。
ボディーマウント
1
 フロント3点、リヤ2点、計5点以内で支持すること。
  リヤボディーマウントのターレットリンク式、センターリンク式の使用は不可。
タイヤ
1
 オフィシャルタイヤ(RACING ART、SPEED)アクティブ製に限る。(アウトロー リヤタイヤを除く)
2
 タイヤに付着するグリップ剤、その他の溶剤の使用、加工は一切禁止とする。
燃料
1
 メタノール、潤滑油、ニトロメタンで構成されていなければならない。
2
 ニトロメタン含有料20%以下の市販燃料が使用できる。
消音器(マフラー)
1
 市販のマフラーで5.2mm以下の排気口。
2
 ダブルチャンバー (2室構造)以上で構成されている市販のものでなければならない。
燃料タンク
1
 燃料タンクは一台の車両に一基とする。
2
 キャブまでのメインチューブを含むタンク容量は75cc以下とする。
ボディー
1
 2ドア以上の実車で存在する10分の1スケールの箱型ボディであること。
2
 ウイング、スポイラー等の空力的補助装置は一個に限り使用することかでき、
 翼端板以外の後付パーツは認めない。
3
 ウイング、スポイラー及び翼端板はボディ車幅以内とし、
 加えてボディ車高部を超えてはならない。
ボディー開口部
ボディには下記の穴、及びカット以外は認められない。(使用しない穴は全てふさぐこと)    
1
 プラグヒート用開口穴・・・直径20mm以内の円、1箇所のみ。
2
 マフラー排気口穴・・・直径30mm以内の円、1箇所のみ。
3
 燃料給油口穴・・・直径50mm以内の円、1箇所のみ。
4
 冷却用穴・・・左右フロントドアのサイドウインドウに限り、穴を開けることが出来る。
  ただしウインドウのラインを超えてはならない。
  また、ウインドウの一部を残し折り曲げる加工は禁止とする。
  リヤウインドウは、窓枠以内でカットすることができる。
レースゼッケン
1
 全ての車両は車体の前方 (ボンネット) 、左右 (サイドドア) のウインドウを除く
 3箇所の見やすいところにレースゼッケンを貼らなければならない。
2
 ゼッケンは切ったり改造してはならない。